このコーナーは「orite米原」のスタッフが、自分のお気に入りの商品を「どのくらい気に入っているのかを全力でアピールする」コーナー

今月の推しモン:木彫体験@井尻彫刻店


今回の登場人物
oriteスタッフ石川

4月からオリテ米原に巻き込まれることになった可哀想なニューフェイス。
初会議でいきなり「推しモン」の取材に同行することが決定し、意外にも手先の器用さを発揮した期待の大型新人。

井尻氏

井尻彫刻所3代目の井尻一茂氏。翠雲彫りを受け継ぐ正統派後継者。
初代は、皇太子殿下(現、上陛下)への献上物を作るほどその技術力に定評があり、その確かな技術と下絵を使ったデザインは現在の二代目、三代目にもしっかり伝わっており、作品には、翠雲彫ならではの彫りの荒さと井尻氏の木に真摯に向き合っている姿勢が表れています。







今日は彫刻体験をしてみましょう



こんにちわ、石川です。先日初めて参加したオリテの企画会議で、いきなりの取材同行が決定しちょっぴり緊張しています。
というわけで、今日は木彫りの里として有名な上丹生の井尻彫刻へお邪魔したいと思います!!





翠雲彫刻井尻彫刻所の3代目、井尻一茂さんです。
今回の企画で、僕に彫刻を教えていただきます。





君が彫刻に挑戦したいという若者か!?
手先の器用さが求められるが、自信のほどはどうだ!?


は、はい!手先に多少の自信はありまぁす!がんばります!
(さすが師匠・・・ちょっと怖い・・・)


よし、なかなか見込みがありそうだな!
早速やってみよう!!





早速彫ってみましょう



まずは、師匠に教えてもらいながら、今回彫る木材に下書きをしていきます。
書く部分は横面のみ。スプーンとしての機能であるすくう部分は、下書きなしで彫り進めていくとのことです。





下書きを終えたら、ザクザク彫り進めます。
いや〜さすが師匠。

彫りに迷いがありません。


最初は荒く、ざっくり彫っていく。細かな部分はあとから刃の小さいもので調整するから。
勢いが大事。翠雲彫りはそういうところを大切にしてるんや。


なるほど、わかります!!最初は荒く、徐々に繊細にですね!!


小学生でも体験できるから、スプーン作りは簡単やで!
怪我に気をつけて、ほなやってみよか!!





難しい・・・しかし楽しい!!



師匠は気軽にやってみようと言うけれど、僕たちはナイフで鉛筆すら削ったことがない世代。もしかしたら刃物なんて包丁とハサミとカッターくらいしか使ったことがないかもしれない。
しかし彫り進めると
楽しいんだこれが。




じっとしていることが大嫌いでお馴染みのオリテリーダー高木さんが途中から加わり、みんな真剣な表情で彫刻体験が進み、徐々にスプーンの形が見えてきました。この調子だと師匠を超えられるんじゃないか




彫っていくうちに完成の形がみえてきて、達成感がすでにすごい!楽しいです師匠!!
ちなみに師匠は何をされてるんですか?


これ?これは別のお客様からの注文で作っている彫刻品。




師匠スゲーーー!!

ちょっとでも師匠を越えられる気がしていた自分が情けない。。。





というわけで完成




すごい!みんな初めてにしては上出来すぎるやろ!!
でも、もうちょっとすくう部分を丁寧に彫れるともっと良かったかな〜

できたー!嬉しい!物作りって楽しいんだなってことが知れて、体験できて本当に良かったです!!
師匠!本当にありがとうございました!!!





今回ご協力いただいたお店


井尻彫刻所
住所:〒521-0034 滋賀県米原市下丹生602-1
電話:0749-54-1564
HP:http://suiun-bori.com/

今回登場した井尻彫刻所の商品はコチラ
翠雲彫刻表札
翠雲彫刻表札


43,200円
(税込)〜




これまでの推しモンはコチラから