はじめに
少し前からメディア、主にテレビや雑誌などでチラホラ取り上げられている「ふるさと納税」。これって何なの?と思われた方も少なくないと思います。これは、毎度支払う税金(所得税や住民税等)の支払先を自分で選ぶことができ、かつ、その使用用途も決めることができる納税制度なんです。
さらに支払額に応じて、支払い先(市や町)の特産品がもらえるという、ひとつぶで2度も3度も美味しいシステムなのです。
そしてそして、この制度を利用して納税すると、支払った税金の一部が還付されるのです!!とてもすばらしい!!
そんな「ふるさと納税」について、米原在住歴半年の木原ちゃんと一緒に学んでいきましょう。
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木原ちゃん
米原市職員。みらい創生課所属。 |
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税金を納めて、地域の特産品を貰おう!!ということ。
米原市では、納税いただいたみなさまへ、納税額に応じてこのようなお礼をご用意しております!!

ふるさと納税ポータルサイト ふるさとチョイス
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「税金を納めて地域の物産をもらえるのはすばらしいけど、 そもそもふるさと納税ってなんなのかな?」 |
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ふるさと納税とは、自分の選んだ自治体に寄附(納税)を行った場合に、寄附額のうち2,000円を越える部分について、所得税と住民税から原則として全額が控除される制度です。※但し一定の上限はあります。
例えば、年収700万円の給与取得者で、扶養家族が配偶者のみの場合、30,000円のふるさと納税を行うと、2,000円を越える部分にあたる28,000円が所得税と住民税から控除されます。※控除額は年収や家族構成により変動します。
①寄附(納税)した地域の特産品がもらえる!!
「ふるさと納税」をすると特産品や工芸品など、各地域のお礼の品々がもらえるんです!
これが「ふるさと納税」最大のポイント!つまり、ふるさとの貢献できて、納税したお礼に金額に応じた様々なものが手に入る。
あなたも、これをきっかけにふるさと納税デビューしませんか?
→ふるさと応援寄付金のお申込方法について|米原市公式ウェブサイト
②全国、好きな地域に寄附(納税)できるんです!
ふるさと納税の寄附(納税)先は、「ふるさと」じゃなくてもいいんです。生まれ故郷じゃなくても、お世話になった土地でもいいんです!
→よく分かる!ふるさと納税|総務省
③税金が控除される!
先ほども書きましたが、寄附(納税)した分は、例えば4万円寄附した場合3万8千円の税金が控除される可能性があるんです!
※年収や家族構成により控除額は異なります
→税金の控除について|総務省
④使い道を指定できる!
納めた税金の使い道はあなたが決めることができます。
日本で唯一の税金の使い道を指定できる制度なんです!!
→使い道でえらぶ|ふるさとチョイス
⑤複数の自治体から選べる!
寄附(納税)する地域は1つでなくても大丈夫。複数の自治体(ふるさと)に寄附を通じて支援できます。
つまり、いろんな地域を支援ができて、様々な特産品をGETすることが可能です!
→地域でえらぶ|ふるさとチョイス
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「すごい!!「ふるさと納税」ってスバラシイ!! でも、住んでいる場所とは違う地域に納税したら、どうやって申告するの? めんどくさいことはキライ!」 |
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はい!そんなあなた。
「ふるさと納税」は、2015年にパワーアップして確定申告もカンタンになったんです。
2015年4月1日より税制改正が行われ、「ふるさと納税」は大きく2点変更されました。
①控除される住民税の控除額が2倍に!
「ふるさと納税」によって控除される住民税が、以前はおよそ1割程度の還付だったのに対し改正後はなんと2割程度に拡大しました。 詳しくはコチラ。ふるさとチョイス納税制度改正解説ページ
※特例控除額の上限が個人住民税所得割額の約1割から約2割に拡充。
※控除限度額が2倍になるということではありません。
②確定申告が不要!「ワンストップ制度」の導入
「ふるさと納税」を行ったあとは確定申告を行う必要があります。
従来通りの確定申告方法(※1)に加え、年間に5自治体までの寄附であれば、寄附ごとに申請書を寄附自治体に郵送することで確定申告が不要な「ワンストップ制度」(※2)が加わりました!
※1)意外と簡単!ふるさと納税をした場合の確定申告|ふるさとチョイスへリンクします。
※2)ワンストップ特例制度を徹底解説!!|ふるさとチョイスへリンクします。
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「納税するだけで、 地方の応援ができて、特産物がもらえて、そのうえ控除までされるなんて・・・ 夢のような制度なのね!!」 |
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米原市への寄附をよろしくお願いいたします!!
なんといってもふるさと納税の特徴は複数の自治体に寄附(納税)ができることです。
例えば、「仕事場がある街のバスの整備に寄附金を使ってほしい」「子どもの頃に過ごした学校の整備に寄附金を使ってほしい」「妻が生まれた地域の高齢者支援に使ってほしい」など、自分がおもう複数の地域に寄附することも可能です。
人気のお礼の品がある事もモチロン大切な理由ですが、自分が選んだ「第2のふるさと」を支援することが、何よりも自分を満たしてくれます。
「地域」「特産品(特典)」「使い道」を選べるふるさと納税で、自分の税金の使い道を自分で選択するという行動を起こしてみてはいかがでしょうか?